健康の三要素と水のかかわり

健康づくりと健康の三要素

健康づくりへの関心は、とくに高まっています。

健康の三要素は、適度な「運動」、バランスの取れた「栄養・食生活」、心身の疲労回復と充実した人生を目指す「休養」とされています。

水は、このいずれとも密接に関わっていると言えるでしょう。

運動、水治療について、見ていきます(野村武男氏の分類を参照、一部改変)。

水と運動

レクリエーションスイミングを、アクアエクササイズとスイミングにわけて見ていきます。

アクアエクササイズ

  1. 水中歩行
  2. 水中ジョギング
  3. 水中ストレッチング
  4. 水中体操
  5. ウォータージャギー
  6. 水中ウェイトトレーニング

スイミング

  1. 4泳法(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)
  2. エレメンタリーストローク
  3. スカーリング、横泳ぎ、立ち泳ぎ
  4. 飛び込み
  5. アーティスティック・スイミング
  6. 日本泳法
  7. 応用スポーツ(水上スキー、ウインドサーフィン)

様々な運動がありますが、健康状態に応じた強度を選ぶことができるのが、

アクアエクササイズ・スイミングの良いところでしょう。

これらすべてをレクリエーションスイミングとして扱っています。

水治療法

水治療、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、日本でも湯治場が全国にありますし、世界的にも、クアハウスでのクナイプ療法やタラソセラピーなどがあります。

タラソセラピーは、聞き慣れないかも知れませんが、「海洋療法」とも言われます。海水、海藻など海にまつわる色々なリソースを活用し、リラクゼーションや、ダイエット、美容、健康などに役立てる治療法です。

水治療法 

  1. フローティング
  2. 水中マッサージ
  3. タラソセラピー
  4. 温浴
  5. 飲水

様々な水治療法が、世界各地で古来から親しまれているのです。

参考文献

  1. 厚生労働白書(19)https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/07/dl/0201.pdf

2. 野村武男. 水中運動の効用と健康保持. 筑波経済月報. 2016/8. https://www.tsukubabank.co.jp/corporate/info/monthlyreport/pdf/2016/08/201608_04.pdf