アルコール摂取と水の事故

ヘルシースイミング

意外と多い水の事故

水の事故は、意外と多く、予期しない死亡の7%を占めます(世界第3位)。

アルコール摂取と水の事故の関連については以前から報告されています。

アルコール関連の水難

溺死に関する研究結果で、アルコールの関与が報告されていたのが、4.46%~72.22%でした(サンプルサイズで平均すると、49.46%)。

薬物とアルコールの両方に関わっていた方については、2.8%~23.8%でした。

死に至らない事故としては、21.25%~74.14%(サンプルサイズ平均34.87%)がアルコール関連でした。

ボートやスキューバダイビングなどでの事故があるようです。

ボートの乗船をしながら飲酒をすることは危険ですから、おやめください!

※ちなみに、アルコール関連かは、BAC Blood alcohol consumptionなどで測るようです。

予防法

水場へ行く前にはアルコール摂取を制限することが挙げられます。

こちらは、利用者に対してですが、

当然、ボートの操縦者もアルコール摂取を避けてください。

参考文献

  1. Hamilton K, Keech JJ, Peden AE, Hagger MS. Alcohol use, aquatic injury, and unintentional drowning: A systematic literature review. Drug Alcohol Rev. 2018;37(6):752-773. doi:10.1111/dar.12817